世界ジュニア柔道選手権2023が4日、ポルトガルのオディヴェーラスで開幕。第1日の女子は2階級(48kg級、52kg級)の競技が行われ、ともに日本勢が制した。
48kg級
48kg級は宮木果乃(日本大1年)が優勝。カデ世界一に続き、ジュニアカテゴリでも世界一を獲得した。
宮木はオール一本勝ちでの戴冠。この日はパワー差ゆえか得意の担ぎ技は冴えなかったが、その分寝技で「一本」を量産した。まず初戦(2回戦)でヌライリム・サルセンベク(カザフスタン)を2分48秒「ローリング」からの横四方固「一本」で下すと、2回戦では昨年の世界カデ選手権で決勝を争った強敵、タラ・バブルファス(スウェーデン)を畳に迎える。この試合は一方的に「指導2」を奪われGS5分を戦う苦しい展開となるが、GS5分16秒に左背負投「一本」を得て勝利。
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