【プレビュー】軽量級に好選手揃う。小野日向、服部辰成、木原慧登の夏春連続優勝なるか?/第44回全国高等学校柔道選手権・男子個人試合5階級展望

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60kg級 小野日向が頭ひとつ抜けたV候補、「刀を抜かせる」のは誰か?

インターハイを圧勝した小野日向

夏のインターハイを圧勝した小野日向(足立学園高)が、頭ひとつもふたつも抜けた大本命。小野は2019年の全国中学校大会も制しており、この2つの全国大会はいずれも全試合一本勝ち。内股に背負投と投げに投げまくった全中制覇時とは打って変わり、インターハイでは全試合を寝技で仕留めている(※1試合は合技「一本」)。寝技が得意だからそうなるのではない。単に「事故なく確実に勝つためにそうした」という体。表情を変えず、敢えて山場を作る事なく、これで試合が終わる状況なのだからそうするまでとばかりに淡々と相手を抑え続ける様には凄みが漂った。刀を鞘に納めたまま勝ってしまったという印象だった。東京都予選では当日体調不良だったため(それでも全試合一本勝ちだが)立ち勝負が増えたが、この1年間小野がマックスで立ち勝負を繰り広げたのは体重無差別の都団体戦(全勝)のみではなかったかと思われる。組むだけで相手の手が詰まり、掛けただけで相手が「意外だ」とばかりに崩れる(よほど力が強いのだろう)その試合ぶりは必見。小野の勝利は既定路線、むしろ誰が小野の「刀を抜かせる」のかに注目したいという大会だ。

挑む選手はいずれもシード配置の田窪剛共(開星高)、松永烈(福岡大大濠高)、井手凱王(天理高)、福田大和(比叡山高)。

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