【速報レポート】永山竜樹が決勝で髙藤直寿破ってパリ五輪代表内定、阿部一二三は圧勝、新井道大が世界王者撃破し驚きの初出場「銀」/グランドスラム東京2023 最終日男子(60kg級、66kg級、100kg級、100kg超級)

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取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・小美紀太郎・辺見真也 

60kg級決勝、永山竜樹が髙藤直寿から左一本背負投「一本」

今年のIJFワールドツアーを締めるグランドスラム東京2023が東京体育館で2日に開幕。最終日の3日は男女それぞれ4階級の競技が行われた。

パリ五輪日本代表争いの最終戦と規定されていた男子60kg級は、髙藤直寿(パーク24)と永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)の候補者2人が決勝で直接対決。

強豪との対決続いた髙藤は3回戦でイ・ハリン(韓国)に「指導3」でドーハ世界選手権のリベンジ、準々決勝はアンドレア・カルリーノ(イタリア)に肩車「技有」を奪われながら残り19秒の内股「技有」とGS延長戦35秒の「大外透かし」(浮落)で逆転の「一本」、準決勝は中村太樹(国士舘大3年)を内股透に嵌めて「技有」の優勢勝ちと、持ち味を発揮しての決勝進出。一方の永山も腕挫十字固「一本」に、袖釣込腰と裏投の合技「一本」と好スタート、準々決勝はもと世界王者のルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)の後の先狙いをしっかり「指導3」で突破し、準決勝は売り出し中のアユブ・ブリエフ(中立選手団)を内股「技有」で退けてと、順調に決勝まで勝ち上がった。

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