【速報レポート】阿部詩・角田夏実が貫録の全試合「一本」、63kg級制した髙市未来が3度目の五輪代表権つかむ/グランドスラム東京2023 最終日女子(48kg級、52kg級、63kg級、78kg級)

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取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・小美紀太郎・辺見真也 

48kg級決勝、角田夏実がフリア・フィゲロアから腕挫十字固「一本」

東京体育館で2日に開幕したグランドスラム東京2023、最終日の女子は4階級の競技が行われた。

女子48kg級はもっか世界選手権3連覇中の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が全試合「一本」の圧勝V。もともとは「五輪に向けて新しい技術を試せれば思っていた」(本人)とのことだが、初戦のホ・ソンリン(韓国) 戦の試合時間が2分を超えると「我慢出来なくなった」(同)と勝負モードに切り替え。ホを2分19秒腕挫十字固「一本」に仕留めると、ここからは準々決勝でバフードルジ・バーサンフー(モンゴル)を54秒、準決勝でタラ・バブルファス(スウェーデン)を51秒、決勝ではかつてこの大会で敗れて東京五輪の夢を断たれた(※2019年GS大阪)因縁の相手フリア・フィゲロア(スペイン)を25秒と、すべて腕挫十字固「一本」で一蹴。格の違いを見せつけて表彰台の真ん中に立った。

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