取材・文・写真:古田英毅
第47回黒潮旗武道大会柔道の部が17日、東海大附属静岡翔洋高アリーナ(静岡市清水区)で開催された。新シーズンの高校柔道界の行方を占う冬季大規模招待試合シリーズの、これが開幕戦。男子は42校が招待の栄を得た。
この日の出場校で今代有力と目されるのは埼玉栄高(埼玉)、白鷗大足利高(栃木)、東海大相模高(神奈川)、修徳高(東京)ら。
埼玉栄はインターハイ100kg級を制した平野匠啓という絶対的なエースを軸に、堀悠隼・饒平名和貴と前代からレギュラーとして全国大会の一線で活躍する選手をずらり揃えた今代の本命。10月の関東選抜大会では饒平名が全国高校選手権のMVP選手・山本由聖(国士舘高)を破って重量級を制しており、前評判では今代の真ん中に座るチームだ。
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