【eJudo’s EYE】強化委員会傍聴レポート・評/アブダビ世界選手権日本代表選出

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強化委員会終了後。代表選手発表に臨む増地克之女子監督、金野潤強化委員長、鈴木桂治男子監督。

選抜体重別翌日の8日(月)、全日本柔道連盟の強化委員会がオンラインで開催された。審議事項のうち「アビダビ世界選手権代表選考」部分は今回もメディアに公開され、筆者も傍聴させて頂いた。その際のメモをまとめて、紛糾した男子を中心に簡単にその様子を記しておく。

ロサンゼルス五輪に向けた強化がアブダビ世界選手権の大きなテーマだが、男子はパリ五輪代表の60kg級・永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が「世界チャンピオンになって本番を迎えたい」とこの大会の出場を希望。永山の出場は認められ、おそらく本来1枠目だった中村大樹(国士舘大4年)が2枠目として審議に掛けられることとなったのだが、強化委員から中村の成績が他階級の2枠目候補と比べて上とは考えられないとの疑義が呈されて会議は紛糾。男子だけで85分間を擁するという異例の長時間審議となった。

文責:古田英毅

男子

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