ヨーロッパ柔道選手権(Eurpoean Judo Championships)が、きょう25日にクロアチア・ザグレブで開幕する。参加は47か国427名。参加者の陣容も実に豪華で、終了したばかりのアジア選手権と比べると量・質ともに段違い。まさに世界のメインイベント。現代柔道競技の中心地がどこかを痛感させられる。
フランスの派遣が薄い今大会、男子の主役はジョージアと「中立選手団」。この2か国から、81kg級にタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)、90kg級にラシャ・ベカウリ(ジョージア)とミハイル・イゴルニコフ(中立選手団)、さらに100kg級にはイリア・スラマニゼ(ジョージア)とマトヴェイ・カニコフスキー(中立選手団)・アルマン・アダミアン(中立選手団)の3名、100kg超級にはイナル・タソエフ(中立選手団)、グラム・ツシシヴィリ(ジョージア)、タメルラン・バシャエフ(中立選手団)の3名と、大会を代表するスターたちがずらり。そして以上挙げた4階級はおそらく、この2か国が席巻するはずだ。
競り合いという観点では、大混戦の渦中にある73kg級がやはり面白い。ヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)が今の流れでは抜けている印象だが、予断を許さない。
各階級の概況は下記。
組み合わせ:公式サイト
60kg級 (エントリー27名)
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