【レポート】東海大が2年ぶりの優勝、「戦略の徹底」と「新井の取り味」テコに健闘天理大を退ける/2024年度全日本学生柔道優勝大会(男子73回)③決勝

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大会日時:2024(R6)年6月22日~23日
会場:日本武道館
取材・文:古田英毅 写真:乾晋也・辺見真也・知念駿太

開示された決勝のオーダー

決勝

ベンチの的確な配列と選手の「仕事ぶり」の良さで混戦ブロックをしぶとく勝ち上がった天理大と、勝負どころの明治大戦をこちらも戦略の染みた戦いぶりとエース新井道大の爆発力で乗り切った東海大が、決勝で相まみえることとなった。天理大は平成21(2009)年度大会以来15年ぶりの決勝進出、真喜志慶治・篠原信一を擁した平成6(1994)年度大会以来の優勝を狙う。昨年連覇が途切れた東海大は、2年ぶり27度目の優勝を目指す。
開示されたオーダー順は下記。

天理大 - 東海大
(先)本田祥万 ― 東郷丈児
(次)石田幸伸 ― 髙田遼真
(五)平見陸 ― 天野開斗
(中)鈴木太陽 ― 長濱佑飛
(三)向井球真 ― 中村雄太
(副)神田雄志 ― 新井道大 
(大)新田朋哉 ― 石本慎太郎

15年ぶりに決勝に勝ち残った天理大
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