(阿部詩選手コメント要旨)
2日に行われた全日本選抜柔道体重別選手権、52kg級の東京五輪金メダリスト阿部詩(日本体育大4年)は準決勝を前に棄権。東京五輪後の昨年に両肩を手術していたことを明かし、「期待に応えられず申し訳ない」と語った。
阿部は高校3年時の2月に左肩を負傷、2019年の世界選手権後には右肩にも違和感を感じていた。肩を支える関節唇が切れてしまっており「左はユルユルで、組むと抜けるという感覚」。昨年9月と10月に修復手術を受け、本格的な稽古を再開したのは3月になってから。この大会に出ないと世界選手権出場の目がなくなると聞いての、強行出場だった。
スポンサーリンク