全日本柔道連盟は10日、体重無差別で柔道日本一を争う全日本柔道選手権で、組み合った状態からの所謂「足取り」を認めることを発表した。講道館も加わった大会実行委員会で決定した。
大会審判規定の申し合わせ事項として、令和6年大会で採用された旗判定に加え、「立ち姿勢において、相手と組んだ状態で攻撃・防御のために、相手の帯から下を掴む(触れる)ことは反則(指導)とはしない。但し、相手と組んでいない状況で直接相手の帯から下へ攻撃を行うことは反則(指導)とする。」との条文を追加した。
大会実行委員会は、体重無差別に向いたルールを模索し、近年継続してこの「足取り」の復活について討議を重ねてきた。これがついに認められた形となる。女子選手権(皇后盃)でも同じルールが導入される。
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