取材・文:古田英毅
写真:乾晋也、小美紀太郎、小川和行、知念駿太

全国高等学校柔道選手権大会、最終日の20日は日本武道館で男女団体戦が行われ、男子は埼玉栄高(埼玉)が優勝。みごと2連覇を達成し、前代の「高校三冠」に続く、4大会連続の全国制覇を成し遂げた。
埼玉栄は優勝候補筆頭格も、エース渡邊蒼織が前日の個人戦で疲労、ポイントゲッターの井桁睦稀が2週間前に右肩を負傷して強行出場という事情を抱えるチームは、決して調子良からず。2回戦は長崎日大高(長崎)を4-0で下すも、東海大甲府高(山梨)との3回戦は1-1の内容差という辛勝。次鋒新井葵大が残り1秒で挙げた袖釣込腰「一本」なくば敗戦という危うい試合だった。
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