8日に講道館で行われた「全日本強化選手選考会」でリオデジャネイロ五輪の男子90kg級金メダリスト・ベイカー茉秋(日本中央競馬会)が実戦復帰。2019年11月のグランドスラム大阪以来約2年半ぶりの試合で、2位入賞を果たした。
リオ五輪翌年の2017年に右肩を手術。2019年12月には「東京五輪代表選出最後のチャンス」と腕を撫していたワールドマスターズの出発前日に右肘を脱臼し、その後手術して再びの長期離脱を余儀なくされた。これで東京五輪代表はなくなったが、「負けて終わりたくない」とパリ五輪を目指すことを決意。エントリーした昨年11月の講道館杯が中止となってこの日まで復帰は伸びたが、粘り強く稽古を続けてついに実戦の畳に立った。
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