日時:2022(R4)年5月8日 会場:講道館大道場
取材・文:eJudo編集部・古田英毅
準決勝まで
全日本選手権で、あるいは全日本選抜体重別で活躍するシニアの強豪がずらり並んだこの階級だが、勝ち上がったのは大学生2人。植岡虎太郎(天理大4年)と熊坂光貴(国士舘大4年)が決勝の畳で相まみえることとなった。
昨年度の学生王者・植岡は、初戦(2回戦)でまず同学年のライバル藤鷹裕大(明治大)と対戦。昨秋の全日本学生体重別団体では引き分けている相手だが、組み手にこだわり過ぎた相手のミスをつく格好で担ぎ技を入れ続け、6分2秒掛けて「場外」、「取り組まない」「偽装攻撃」と3つの反則を押し付けて勝利を確定。続く準々決勝は全日本選手権でも活躍した関根聖隆(日本エースサポート)からGS延長戦1分28秒背負投「技有」を得て勝利。準決勝は前戦をV候補山口貴也(ALSOK)の負傷棄権で勝ち上がってきた中野智博(早稲田大)をGS延長戦38秒、得意の背負投「一本」に仕留める快勝。学生カテゴリに続き、この決勝でシニアカテゴリの制覇を狙う。
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