【ニュース】村尾と飯田が優勝、100kg超級はリネールが変わらぬ強さ見せつける/グランドスラム・ハンガリー2022最終日男子(90kg級、100kg級、100kg超級)

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事実上の決勝と目された100kg超級準決勝。テディ・リネールがゲラ・ザアリシヴィリから1分半掛からず合技「一本」

ブダペストで行われているグランドスラム・ハンガリー大会は10日に最終日を迎え、3階級が行われた男子は90kg級の村尾三四郎(東海大4年)と100kg級の飯田健太郎(旭化成)の日本勢2人が優勝。100kg超級はこれが東京五輪以来の実戦となるテディ・リネール(フランス)が制した。

最大の山場と目された準決勝、村尾三四郎がベカ・グヴィニアシヴィリを攻める。

村尾は厳しい組みあわせ、そして苦しい展開をことごとく突破しての優勝。2回戦は曲者レミ・フイレ(モーリシャス)を3分15秒内股「一本」に仕留める快勝も、3回戦は伏兵マクシム=ガエ・ンガヤプ=ハンブ(フランス)の浮技で開始早々に「技有」を失う厳しいスタート。戦型噛み合わぬ相手に手を焼いて「指導2」まで失ったが1分31秒の左内股「技有」、GS延長戦32秒の左体落「技有」と2度投げて危機を突破。逆転でベスト8入りを決める。準々決勝はイワン=フェリペ・シルバ=モラレス(キューバ)との競り合いをGS1分18秒小外刈「一本」で制し、最大の山場と目された準決勝はベカ・グヴィニアシヴィリ(ジョージア)を相手に「指導2」まで失いながらもGS延長戦2分57秒の谷落「技有」で逆転。決勝はもと81kg級のクリスティアン・パルラーティ(イタリア)にこれも先に「指導2」まで失いながらも、GS延長戦1分48秒「指導3」で押し切った。

3位にはグヴィニアシヴィリとシルバ=モラレスが入賞した。

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