グランプリ・ザグレブ大会がきょう15日、現地のザグレブ・アリーナで開幕する。6月から組まれたIJFワールドツアー「8週間で4大会」連戦の、これが最終戦。タシケント世界選手権(10月6日~13日)前に行われる最後のワールドツアー大会ということもあってか、エントリーはこの4大会最高の503名(69ヶ国)。強豪の影も濃く、「グランプリ」としては人数、顔ぶれともに少々豪華すぎるほど。意外なビッグイベントとなった。
男子はどの階級にも主役級の強豪がいるエントリーしているが、特に有力選手が多く集まったのは81kg級と90kg級。81kg級はタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)と佐々木健志(ALSOK)という当代の実力者2人に、もと世界王者サイード・モラエイ(アゼルバイジャン)、さらにグランドスラム・アンタルヤとグランドスラム・ハンガリーで驚きの連勝をマークしたギルヘルム・シミット(ブラジル)と、実力者から今が旬の選手まで幅広く役者が揃った。
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