【ニュース】阿部詩、図抜けた強さで復帰戦制す/グランプリ・ザグレブ2022第1日女子(48kg級、52kg級、57kg級)

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2回戦、阿部詩がマリア・タバから内股「一本」。開始21秒の早業だった。

タシケント世界選手権(10月6日~12日)前に行われる最後のワールドツアー大会、グランプリ・ザグレブが10日、クロアチアで開幕。初日の女子は3階級が行われ、52kg級はこれが東京五輪以来の国際大会出場となる金メダリスト・阿部詩(日本体育大4年)が優勝。48kg級は古賀若菜(山梨学院大3年)、57kg級は出口クリスタ(カナダ)が制した。

阿部は圧勝。初戦は開始13秒、続く2回戦も僅か21秒の内股「一本」で勝利。準々決勝はスミヤ・イラウイ(モロッコ)を1分18秒腕緘「一本」に仕留め、準決勝もファビアン・コッヘル(スイス)から開始35秒に内股で「技有」を奪うと、以後も体落、右小外刈とポイント級の技を連発して危なげなく優勢勝ち。

決勝、阿部がディストリア・クラスニキから右大外落「技有」
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