【ニュース】王者マティッチが好パフォーマンスで優勝、63kg級は五輪銅メダルのブーシェミン=ピナードが制す/グランプリ・ザグレブ2022第2日女子 (63kg級、70kg級)

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70kg級決勝、マティッチの左内股「技有」。背を抱いて掛け、耐えられると頭に持ち替えて縦回転を強いた、理のある一撃だった。

グランプリ・ザグレブ大会は16日、日程第2日目の男女それぞれ2階級の競技を行い、女子は70kg級でバルバラ・マティッチ(クロアチア)、63kg級でキャサリン・ブーシェミン=ピナード(カナダ)がそれぞれ優勝を飾った。

2021年ブダペスト世界選手権の王者マティッチは第1シード配置。両組みからのしぶとい進退に加えてこの日は投技も冴え、1回戦でゲルチャク ・サビナ(ハンガリー)を僅か30秒の内股「一本」に仕留めると、2回戦はザラ・マエケルブルグ(ドイツ)から小外刈「技有」、注目された準々決勝はアイ・ツノダ=ロウスタント(スペイン)を1分29秒、払腰と袈裟固の合技「一本」でしっかり退ける。準決勝はこの日好調のイーファ・コーグラン(オーストラリア)を「指導3」で下すと、決勝は前週新添左季と決勝を争ったばかりのミリアム・ブートケライトを内股「技有」に沈めた。マティッチはブダペストでの戴冠以来、これが初めてのワールドツアータイトル獲得。

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