クロアチアで行われているグランプリ・ザグレブ大会が17日に最終日を迎え、日本勢は男子90kg級の長澤憲大(パーク24)と同100kg級の羽賀龍之介(旭化成)の2人が出場。長澤が3位に入賞、羽賀は2回戦敗退だった。
長澤は好調、2018年バクー世界選手権銀メダルのイワン=フェリペ・シルバ=モラレス(キューバ)を背負投「一本」で破るなど3試合連続の一本勝ちでベスト4入り。過去4戦全敗の宿敵ベカ・グヴィニアシヴィリ(ジョージア)との準決勝も左内股で「技有」を奪って視界良好だったが、直後主審が試合をストップ。投げる際に頭頂を畳に着いたと判断された模様、映像チェックを経てヘッドダイブ(※いわゆる「頭突っ込み」)のダイレクト反則負けが宣され、ここで本戦トーナメントから脱落することとなった。続く3位決定戦は2019年の世界王者ノエル・ファンテンド(オランダ)を「指導3」で下して、表彰台は確保した。
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