【プレビュー】トーナメント右側に埼玉栄、国士舘ら有力校集中。高校選手権3位の作陽に組み合わせの追い風/第71回インターハイ柔道競技男子団体試合

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インターハイの開幕が目前に迫った。写真は2018年大会の開会式。

文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

高校柔道最大のイベント、インターハイ柔道競技(令和4年度全国高等学校総合体育大会柔道競技、第71回全国高等学校柔道大会)の開催が目前に迫った。

男子団体は大混戦。ここまでは全国高校選手権で大牟田高(福岡)、金鷲旗高校大会で埼玉栄高(埼玉)が優勝しているが、いずれも小差。接戦の連続だった。高校選手権は配列順自由の点取り制、金鷲旗は配列順固定の勝ち抜き戦。各校戦力的な差のない競り合いの中で、前者は良コンディションを追い風に配列順も嵌めて時運を得た大牟田、後者は大駒2枚を擁してレギュレーションに適った埼玉栄と、それぞれ「風」を掴んだチームが勝利を収めて来たという格好だ。

インターハイは配列順固定の点取り制。戦力差が少なく、点取り制に向いた総合力型が揃ってチームの組成も似通った今代にあって、配列が開示されていない現時点で詳細な予想は難しい。それでも敢えて、簡単に大会の様相を展望してみたい。

絶対の優勝候補は、いない。埼玉栄、大牟田の両チャンピオン校に加えて国士舘高(東京)、木更津総合高(千葉)が横一線、これを作陽高(岡山)らが追うというのが大枠の構図だ。混戦である。

組みあわせは偏った。右側パートに強豪が集まり、Cブロック(右側上)に木更津総合と国士館、Dブロック(右側下)に大牟田と埼玉栄が配され、上に挙げた5校のうち4校が決勝までに潰し合う。追い風を受けたのは作陽。Aブロック(左側上)に配され、決勝に上がるまでにこれら超強豪校との対戦がない。これまで厳しい配置に泣かされ続けたが、その組みあわせ運の「貯金」を今回一気に吐き出した感あり。決勝進出が手に届くところにある。

以下、各ブロックの様相を簡単に展望してみたい。

※組み合わせ、要項は公式サイトを参照のこと。

Aブロック

作陽高。全国高校選手権では3位入賞を果たした。

有力校:作陽高(岡山)、白鷗大足利高(栃木)、東海大仰星高(大阪)

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