取材・文:古田英毅、eJudo編集部
写真:乾信也、古田英毅
準決勝まで
山本海蘭、他を寄せ付けず決勝へ
金鷲旗大会の優勝、そして今大会における団体戦制覇と母校の団体「二冠」を牽引した今代きっての大駒・山本海蘭(山梨・富士学苑高)が他を寄せ付けずに決勝進出。
団体優勝から一夜明けて迎えたこの日の登場は2回戦から。この試合は池田実琴(長崎・長崎明誠高)を相手に、1分21秒裏投「一本」。金鷲旗決勝代表戦の決め技であるが、「一か八かはあまり良くない」(本人)と今大会の団体戦では封印していた技でもあり、少々意外な選択。進退もどこか足元の定まらない印象があって以後が心配されたが、しかしこの試合を乗り越えるとしっかり常のペースに乗る。
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