グランプリ・ポルトガル2022は29日、現地アルマダのスポーツ・コンプレックス・アルマダで、第2日目の男女合わせて4階級の競技が行われた。
男子81kg級は2021年世界選手権の覇者マティアス・カッス(ベルギー)が、5戦して4つの一本勝ち、1つの「技有」勝ちという素晴らしい内容で圧勝。決勝もダークホースのオスカリ・マキネン(フィンランド)をまったく相手にせず。相四つの相手を釣り手側に呼び込みながら、片袖を両手で掴んだままふわりと背中に担ぐと、そのまま打点高く投げ切って2分28秒文句なしの「一本」。まるで新しい技を試すことを楽しむかのような遊び心、そして決して自身の不利を作らぬ厳しい進退を両立させて、今季の初戦をしっかり勝ち切った。
日本代表の老野祐平(帝京平成大2年)は素晴らしい柔道を披露して3位入賞
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