【即日レポート】第53回全国中学校柔道大会女子個人戦レポート①(40kg級、44kg級、52kg級、57kg級)

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大会日時:2022(R4)年8月24日 会場:須賀川アリーナ(須賀川市)

取材・文:eJudo編集部、古田英毅
写真:落合史生、古田英毅

40kg級 伊藤寧柚が優勝、準々決勝から3戦連続の「一本」で頂点極める

【準決勝まで】

決勝進出者は伊藤寧柚(東京・深川第二中)と小宗紘奈(長崎・小佐々中)。

準決勝、伊藤寧柚が小松美里から谷落でまず「技有」

関東ブロック大会を制している伊藤は2回戦からの登場。まず島村里佳(滋賀・守山中)を僅差による優勢勝ちで下すと、3回戦では兵頭紀沙(愛知・大成中)を「技有」の優勢で破ってベスト8入りを果たす。準々決勝の相手は第1シードの九州ブロック王者・稲田三彩(福岡・北九州城南中)。勝負どころとなったこの試合を1分53秒の合技「一本」で制すと、続く準決勝は小松美里(長野・丘中)に敢えて釣り手で高い位置を持たせたまま前進を続けてペースを掴む。1分5秒には窮した相手が下がりながら掛けた右内股を透かし、谷落で「技有」確保。2分50秒には相手の右大内刈を反時計回りに捩じり、最後は内股様に右足を大きく揚げて勢いをつけ、豪快極まる大内返「一本」。尻上がりに調子を上げて決勝へと駒を進める。

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