【即日レポート】第53回全国中学校柔道大会女子個人戦レポート②(57kg級、63kg級、70kg級、70kg超級)

注目の記事/記事
  1. ホーム
  2. 注目の記事
  3. 【即日レポート】第53回全国中学校柔道大会女子個人戦レポート②(57kg級、63kg級、70kg級、70kg超級)

大会日時:2022(R4)年8月24日 会場:須賀川アリーナ(須賀川市)

取材・文:eJudo編集部、古田英毅
写真:落合史生、古田英毅

57kg級 2年生森田七海が「一本」連発で優勝、持ち前の投技冴える

【準決勝まで】

決勝進出者は近畿ブロック王者の2年生・森田七海(奈良・五條東中)と、北信越ブロック大会を全試合一本勝ちで制している鈴木ケイ(長野・佐久長聖中)。団体戦で主役を張った強豪2人が、個人戦日本一を掛けてぶつかることとなった。

57kg級準決勝、森田七海が田中愛子から大内刈で2つ目の「技有」

団体戦では中堅として3位入賞を支えた森田、この日は2回戦からの登場。谷脇実依(高知・香長中)を僅か16秒の内股「一本」に仕留めて大会を滑り出すと、3回戦では早くも昨年の52kg級の優勝者、今大会第1シードに配された岡元遥樺(鹿児島・財部中)を畳に迎える。この試合は両者「指導1」でGS延長戦へと縺れ込むが、GS39秒に森田が「指導2」を得てGS僅差勝ち。大一番を切り抜けた森田は、以降快調。準々決勝で松村美来(静岡・沼津金岡中)に2分54秒の合技「一本」で勝利を収め、準決勝では田中愛子(福井・福井工大福井中)から38秒の間に左一本背負投に右大内刈と2つの「技有」を奪って合技「一本」。尻上がりに調子を上げ、決勝に辿り着く。

有料会員記事(無料会員の方も月3本までお読み頂けます)
【残り9,110文字 / 全9,695文字】

スポンサーリンク