日時:2022(R2)年8月27日~28日 会場:ベイコム総合体育館(尼崎市)
取材・文:古田英毅
写真:坂口美貴・古田英毅
【準決勝まで】
ベイカーは準決勝で苦杯、谷井大輝が決勝へ
5月の強化選手選考会で実戦復帰したリオ五輪金メダリスト、27歳になったベイカー茉秋(日本中央競馬会)の戦いぶりに注目が集まった。既に講道館杯の出場権を持っているベイカーは第4シード配置。初戦(2回戦)と3回戦はいずれも東海大の後輩との対戦、まず安達健太(日本エースサポート)から一方的に「指導2」を奪い、残り25秒で挙げた内股「技有」で優勢勝ち。続いて笹谷健(旭化成)を「指導2」ずつで迎えたGS延長戦33秒の小外掛「一本」で下す。4回戦は天理大卒の森部篤知(不二熱学サービス)から帯取返「技有」に大内刈「一本」と連取して2分2秒合技の一本勝ち。勝負どころの準々決勝はしぶとい野々内悠真(京葉ガス)と「指導2」ずつを失う接戦となったがGS延長戦10秒小外刈「技有」を得て勝利。これでベスト4入りを決める。
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