取材:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也、辺見真也
20歳以下で体重別日本一を争う全日本ジュニア柔道体重別選手権大会は10日、埼玉県立武道館(上尾市)で開幕。初日は女子7階級の競技が行われた。
人材揃った78kg超級は、8月の世界ジュニア選手権をオール一本勝ちで制したばかりの新井万央(日本体育大1年)が優勝。準決勝で今年のインターハイ王者山本海蘭(富士学苑高3年)を上四方固「一本」に仕留めると、最大の勝負どころとなった決勝は5月の強化選手選考会で準優勝している同学年のライバル・椋木美希(環太平洋大1年)をGS延長戦の右内股「技有」で破った。
新井は前週の東京学生体重別選手権に続く2週連続優勝、世界ジュニアを皮切りにこの1か月で3大会連続のV。戦後は「連戦で動きもあまり良いとは言えなかったし、ギリギリの試合もあった」と反省しきりだったが「世界を取った後に日本で勝てないとまずい。勝ててホッとした」と笑顔を見せていた。
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