取材:eJudo編集部
写真:乾晋也、辺見真也
千葉ポートアリーナ(千葉市)で行われている講道館杯全日本柔道体重別選手権大会、最終日の30日は男子全7階級の競技が実施された。
90kg級はリオ五輪金メダリストのベイカー茉秋(日本中央競馬会)が、4年ぶり2度目の優勝。準々決勝以降は強敵との連戦となったが、まず高校・大学の後輩前田宗哉(自営体育学校)に大外巻込「技有」で優勢勝ち、続いて最大の勝負どころと目された準決勝では5月の全日本強化選手選考会で敗れた田嶋剛希(パーク24)に、GS延長戦2分19秒「指導3」でリベンジを果たす。オリンピアン同士の戦いとなった決勝では東京五輪日本代表の向翔一郎(ALSOK)とマッチアップ。「指導2」を先に失う苦しい状況だったが、相手の隅返をかわすなり崩袈裟固に食らいつき、3分23秒「一本」。見事優勝を決めた。
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