【談話】男子7階級優勝者コメント要旨/2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会

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60kg級 近藤隼斗「投げて勝つつもりだった。グランドスラムも絶対に優勝」

近藤隼斗(国士舘大3年)

―― いまの気持ちは。

5月の強化選手会で優勝して以降、団体戦では尼崎の全日本学生体重別団体、個人戦ではこの大会の優勝を目標にやって来ました。勝って絶対にグランドスラム東京に出るという気持ちで戦いました。嬉しいです。髙藤選手、永山選手、古賀選手を追ってずっとやってきた。決勝は絶対に倒さないといけない相手。いままで1回も試合をしたことがなく、自分は追っている立場。ここでアピールできるように、何が何でも勝つという気持ちで臨みました。

―― 決勝は激戦。勝因は。

気持ちだと思います。何が何でも勝つんだ、髙藤選手と永山選手を倒さないとオリンピックに出られない、まずここで古賀選手を絶対に倒さなければいけない、その気持ちが出たと思います。(-決勝、あやうくポイントを取られそうな場面もありました)焦ったところもありましたが、リスクを負って投げに行く気持ちがあったので逆に投げられそうな場面も出て来るのかなと。それでも投げて勝つつもりでした。

―― GS延長戦に入ってチャンスが増えた印象

2つ持って投げること、『一本』を取ることを考えていました。釣り手もしっかり持てていたし、投げて決めることを目指してブレずに戦えたことは良かったと思います。内股を狙って決めたというわけではないですが、投げて勝つつもりで戦い続けられたことが咄嗟の技に繋がった。

―― 同級生の斉藤立選手が世界選手権出場。寮では同部屋とか?

隣の部屋です(笑)。同級生が世界選手権に出て活躍するのは刺激になる。追いつき、近づけるように頑張りたい。また、今日は国士舘の仲間の応援が凄く良く聞こえて、応援ってすごいなと思いました。物凄くやる気が出ますね。

―― グランドスラム東京に向けて意気込みを。

絶対に勝ってグランドスラム制覇を成し遂げたい。

―― オリンピック出場を将来の目標に掲げている。

グランドスラム東京で優勝することで、少し近づけると思います。髙藤選手、永山選手と対戦して、倒してアピールしたい。パリ五輪を狙っています。

66kg級・武岡毅「自分の柔道を貫いた」

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