「現場目線の錬成大会、冬休みの遠征の拠点に」主催者に聞く/「いちご一会栃木国体開催記念」高等学校柔道大会

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開会式。急遽の立ち上げにも関わらず、強豪各校のニーズに嵌まった第1回大会は盛況だった。

既報の通り、「いちご一会栃木国体開催記念」高等学校柔道大会が12月22日から24日までの3日間にわたり、栃木県のユウケイ武道館(宇都宮市)で行われた。冬の強化の根幹を担った大学主催の大規模招待試合が軒並み中止・縮小を余儀なくされる中で、スケジュール的にも強豪各校のニーズに嵌まったこの大会は盛況。新設にも関わらず各カテゴリ合わせて62チーム(重複あり)がエントリーして熱戦を繰り広げた。主催は栃木県高体連柔道専門部。大会開催時期はもちろんのこと、レギュレーション、プログラムなども徹底的に現場目線。高校強化の「ニーズ」を踏まえた運営が印象的だった。

23日の試合錬成の際に、大会の企画・運営を引っ張った葭葉国士競技委員長(國學院大栃木高教)と、石山隆英副委員長(栃木農業高教)にお話を伺った。

「現場目線の錬成大会、冬休みの遠征の拠点に」

―― まずは大会創設の経緯について。

葭葉 これは石山先生の方からお願いします。

石山隆英・競技副委員長(栃木農業高教)

石山 去年国体の強化で年末に錬成合宿を行いました。練習試合中心でしたが、かなり手ごたえがあり、これを発展させて錬成大会をやりたいという話が持ち上がっていました。本当は2年か3年後に立ち上げようと計画していたのですが、今年はコロナ禍もあって、定番の招待試合がなくなってしまった(編註:若潮杯武道大会と水田杯が行われず、松尾杯が縮小開催)。年末に高校生が遠征して交流し、強化を図る時期なのにその場がなくなってしまった。では去年話に上がっていた錬成大会を今年やろう、自分たちで場を作ろうと動き始めたのが、本当に10月終わりから11月くらいですね。

―― 大会立ち上げのタイミング、開催時期とも絶妙と思いましたが、これは意図されたものなのですね。

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