写真:乾晋也・辺見真也/IJF
文:古田英毅
東京五輪金メダリスト素根輝(パーク24)のワールドツアー復帰が大きなトピック。素根不在の間に1番手の座を担うも、タシケント世界選手権では銅メダルと力を出し切れなかった冨田若春(コマツ)の復権なるかも注目を集めた。海外勢ではもっか最重量級を席捲しつつあるフランス勢の陣容が重厚。世界王者ホマーヌ・ディッコこそ休ませたが、存在感アップ著しい3番手レア・フォンテーヌに、世界ジュニア王者コラリー・ハイメと期待の一線級2人を送り込んだ。ホームで待ち受ける「日本の1軍」に、「フランスの1.5軍」もしくはU-23&ユース代表が挑むという構図だ。言うまでもなく、日本とフランスは超級の二大強国。エントリーは14名のみだが、世界の注目を集めるトーナメントである。
【準決勝まで】
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