【速報レポート】西尾徹全試合一本勝ちで超級制覇、復活期す73kg級・野上廉太郎が優勝果たす/2022年度全日本シニア柔道体重別選手権大会・男子7階級

注目の記事/記事
  1. ホーム
  2. 注目の記事
  3. 【速報レポート】西尾徹全試合一本勝ちで超級制覇、復活期す73kg級・野上廉太郎が優勝果たす/2022年度全日本シニア柔道体重別選手権大会・男子7階級

文・写真:古田英毅

全日本柔道連盟主催の新大会「全日本シニア柔道体重別選手権大会」が19日、大浜だいしんアリーナ(堺市立大浜体育館)で行われた。「試合機会の少ないジュニアの年齢を超えたカテゴリーの選手に試合機会を設けることで、社会人選手の競技力向上を図る」(プログラム内・山下泰裕会長「あいさつ」より)ことを期待して作られたこの大会には、講道館杯出場レベルでかつ同大会での強化選手入りを逃した選手が選抜され、各階級の優勝者1名には次回2023年の講道館杯出場枠が与えられる。

100kg超級準決勝、西尾徹が川田修平から払巻込「技有」

全日本柔道選手権本戦出場レベルの強者がずらり揃った100kg超級は西尾徹(大阪府警察)が優勝した。準決勝ではここまで抜群の強さを見せていた川田修平(旭化成)と対戦。開始早々に大外刈で「技有」を失いながらも2分22秒に左払巻込で「技有」奪還、そのまま後袈裟固に抑え込んで2分32秒合技「一本」で難関を突破。決勝は東部直希(日本中央競馬会)の払巻込の掛け潰れを見逃さず得意の寝技に繋ぎ、3分54秒縦四方固「一本」で勝負を決めた。試合後は「今日は技の入りも寝技の移り方もスムーズ、力も入っていて調子が良かった」と笑顔を見せ、「全日本選手権で活躍したい」と2週間後に迫った近畿柔道選手権での勝利を誓っていた。

有料会員記事(無料会員の方も月3本までお読み頂けます)
【残り4,775文字 / 全5,356文字】

スポンサーリンク