【インタビュー】作陽高・川野一道監督「川野作陽はもうない、一歩引いて『選手たちの日本一』をサポートしたい」/第45回全国高等学校柔道選手権・有力校監督に聞く②

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第45回全国高等学校柔道選手権大会・有力校監督インタビュー

作陽高・川野一道監督「川野作陽はもうない、一歩引いて『選手たちの日本一』をサポートしたい」

作陽高・川野一道監督

―― 昨年度大会は3位、インターハイでは2位。チーム全体に勢いがあると感じます。今代チームをファンにご紹介ください。

今年は主将が長内健多。そして副主将に工藤瑠希と髙橋翔を置きました。

―― 昨年のレギュラー3人ですね。12月に話をお聞きしたときも、この「ダブル副主将体制」が今年のミソだと仰っていました。

そうです。性格、役割的な噛み合わせもこれが一番いい。そしてこの3人の意識の高さが今年のチームのすべてですね。回りがこの意識の高さに引っ張られて、自然と「当たり前」のレベルがどんどん上がる形です。とにかくこの3人、柔道をやるということに関してはただの1パーセントも「サボる」「手を抜く」という意識がない。頑張ってそうするのではない。そもそも手を抜くという感覚や発想自体がまるっきりないんです。強くなることしか考えていない。

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