取材・文:古田英毅
写真:乾晋也・上野弘明
【準決勝まで】
世界選手権で代表を務める橋本壮市(パーク24)の追撃者を決める大会。優勝候補に挙げられていたのは昨年強化選手選考会と講道館杯の国内シニア2タイトルを獲った大吉賢(SBC湘南美容クリニック)、そして繰り上がり出場からグランドスラム東京準優勝という大戦果を残した古賀颯人(慶應義塾高教)の2人。これに捲土重来を期す原田健士(ALSOK)や昨年度大会2位の実力者・塚本綾(パーク24)が絡むというのが今大会の展望であった。
しかしこれら有望選手はいずれも決勝に進めず。石原樹(日本体育大4年)と吉田優平(自衛隊体育学校)のノーシード選手2人がファイナリストの栄を得た。
「両手片襟の背負投」冴える、石原が先輩2人破って決勝へ
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