国際柔道連盟(IJF)の審判委員会が17日に声明を発表。ドーハ世界選手権100kg超級決勝で、イナル・タソエフ(中立選手団)の「技有」が取り消された場面について、「得点を与えることが可能だった」と誤りを認めた。
問題の技は、タソエフがテディー・リネール(フランス)の払腰を切り返した隅落。当日の審判団は「技有」宣告後に、この技術がいわゆる「めくり」(現行ルールではポイントが認められない)と判断してポイントを取り消したが、今回「現行の審判規則と柔道専門家の意見を考慮した結果」得点が認められる技であったことを認めた。
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