日本代表選手リアルタイム戦評/グランプリ・アッパーオーストリア第1日(48kg級、52kg級、57kg級)

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会場のTips Arena

日時:2023(R5)年5月25日
会場:Tips Arena (オーストリア・リンツ)
予選ラウンド 9:00(日本時間16:00)
決勝ラウンド 17:00(日本時間24:00)

48kg級

荒川朋花(ミキハウス) 3位

【1回戦】荒川朋花○不戦△アマンダ・リマ(ブラジル)

【2回戦】荒川朋花○横四方固(1:18)△アンバル・ヘルシェス(オランダ)

荒川、ヘルシェスともに左組みの相四つ。27秒、荒川は組み際に片袖の左大外落で相手を伏せさせると、後ろに捲って寝技を展開。足を抜いて縦四方固で抑え込む。相手の動きに合わせて横四方固に移行し、1分18秒「一本」。快勝でベスト8入りを決める。

【準々決勝】荒川朋花△GS技有・大外巻込(GS2:03)○ラウラ・マルティネス=アベレンダ(スペイン)

荒川、マルティネス=アベレンダともに左組みの相四つ。試合のベースは袖の絞り合い。荒川は2分54秒に偽装攻撃、GS23秒に消極的試合姿勢と2つの「指導」を得て王手を掛けるが、GS2分3秒、相手に一方的に引き手を持たれ、一瞬躊躇した隙に左大外巻込を食って「技有」を失陥。敗者復活戦へと回ることとなった。

【敗者復活戦】荒川朋花○大外刈(2:02)△カタリナ・タンツェル(オーストリア)

荒川が左、タンツェルが右組みのケンカ四つ。30秒、荒川が組み際に相手の膝裏を固定する左大外刈で「技有」を先行する。さらに2分2秒、再び同様の左大外刈で今度は相手の上を転がるように決め切り「一本」。荒川、2度投げる完勝で3位決定戦進出。

【3位決定戦】荒川朋花○合技[肩車・縦四方固](2:35)△ナターシャ・フェレイラ(ブラジル)

荒川が左、フェレイラが右組みのケンカ四つ。開始直後の15秒、荒川は左大外刈で崩して伏せさせると、その立ち上がり際に肩車に潜り込み「技有」を先行する。さらに2分0秒には伏せた相手を引き起こして左大内刈でさらに崩し、そこから寝技を展開。背中側に着いて転がして捲ると、足を抜いて縦四方固で抑え込む。2分35秒、合技「一本」。荒川、3位を獲得。

吉岡光(東海大3年) 2回戦敗退

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