【ニュース】「一定の区切りがついた」山下泰裕会長、退任へ

全日本柔道連盟が9日、オンラインで2023年度第1回目の理事会を開催。席上、山下泰裕会長が今期限りでの退任を表明した。

理事会後に取材に対応した高山健事務局長によると、山下会長は退任の理由について「前会長から引き継いだガバナンスの強化、2019年世界選手権と2021年東京五輪の開催、そして東京五輪後の柔道界の方向性を打ち出すことが出来たこと、それぞれ一定の区切りがついた」旨を説明したとのこと。「今後の柔道界の方向性」については、同日の理事会でこれまで練って来た「長期育成指針」が発表されている。