【レポート】旭化成A、パーク24ら順当に勝ち上がる/全日本実業団体対抗大会・男子第1部レポート①1回戦~準々決勝

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取材:古田英毅・eJudo編集部
写真:坂口美貴・古田英毅

開会式。

団体戦で実業柔道日本一を争う第73回全日本実業柔道団体対抗大会が6月3日から三重県四日市総合体育館で行われ、最終日の4日は最高峰カテゴリの男子第1部の競技が実施された。

五人制で争われる第1部の優勝候補は連覇を狙う旭化成Aと、対抗馬のパーク24。2連覇を狙う旭化成は羽賀龍之介、王子谷剛志、永瀬貴規、太田彪雅、飯田健太郎、中野寛太、尾原琢仁とトップ選手を揃えたスター軍団。一方のパーク24も小川雄勢・松村颯祐の重量2枚に新加入のウルフアロン、そして田嶋剛希、増山香輔、長澤憲大、小原拳哉と中量級の攻撃型をずらり揃えた重厚布陣だ。

旭化成Aのサイドには日本製鉄、パーク24の側には日本中央競馬会と同じく優勝を狙うレベルの強豪が配され、この4チームまでが優勝圏内。配列順自由の5人制、GS延長戦なしという力の差が詰まりやすいレギュレーションもあり、この4チームは「どこが勝ってもおかしくない」レベルで競っていると見ていい。直接対決に至るまでの勝ち方も試合に大きく影響すること間違いなし、序盤から目の離せない戦いが続く。

1回戦

アドヴィックス 3-0 ALSOK

(先)田中大勝〇優勢[技有・巴投]△香川大吾
(次)石川智啓〇谷落(0:29)△山口貴也
(中)皆川大記×引分×原田健士
(副)磯村亮太〇崩袈裟固(3:36)△阿部武蔵
(大)北野裕一×引分×相田勇司

先鋒戦の開始早々、田中大勝が香川大吾から両足の巴投で「技有」
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