全日本学生柔道優勝大会の開幕がいよいよ今週末、24日(土)に迫った。各校最後の追い込みに、また調整にと非常に重要なこの時期、男子で7連覇を狙う東海大学の稽古にお邪魔し、上水研一朗監督と鈴木直登主将に大会への抱負・意気込みを語って頂いた。
聞き手:古田英毅
※インタビューは14日(水)に行われました。
東海大・上水研一朗監督「力まず、背伸びなく、等身大で勝てる準備をする」
――チームの今の状態は?
2週間前の時点(※)としては順調。大きな怪我人もなく、ある程度の仕上がりは見せています。今気に掛けているのは「上げ過ぎない」ことですね。(―これは昨年も仰っていましたね?)例年同じなんです。追い込めばどこまでも追い込めますし、上げようと思えば気持ちも体もどこまでも上がってしまいますが、ただ、どれだけ上げても、必ず落ちていく。長くは持たない。試合当日にピークが過ぎていたということにならないように、きちんと見ています。
―― 去年は巨大戦力の国士舘大を下して6連覇。今年も、大駒2枚を擁する国士舘大に対して「隙の無い、レベルの高い東海大」という対決構図が、我々の抱くイメージです。
スポンサーリンク