【談話】48kg級・角田夏実「諦めないで良かった、ようやくスタートラインに立てた」/パリ五輪日本代表内定

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(ニュース記事から続く)

48kg級・角田夏実「諦めないで良かった、ようやくスタートラインに立てた」

囲み取材に応じる角田夏実

――内定の一報はどこでどのように?

稽古後に東京学芸大の道場にいました。増地(克之)監督から電話があって「正式に決まった、明日取材に出られるか?」と、あっさり(笑)。内定はとても嬉しいんですけど、出るのが目標ではないのでこれで喜んでいいのか?という思いもあります。金メダルを持って帰らないと。

―― ご両親には連絡を?

母親に電話しましたが「あ、そうなの?良かったね」と凄く軽くて、ちょっと思っていた反応と違いました。メダルを持っていかないと満足してくれないのかもしれません(笑)。そのあと、ニュースを見たり、連絡をもらったりして、応援してくれる人がたくさんいるんだなと実感しました。これはもうメダルを獲らなければと、少しプレッシャーも感じています。(―祝杯などは?)29日で「肉の日」なので友達と焼肉を食べました。

――階級を変えて初の五輪。思いは?

諦めないで良かった。五輪に出たいと言ってはいましたが、長い間現実的な目標ではなかった。52kg級時代も出たい思いはあるけど、正直届かないだろうと思っていました。去年世界選手権で2連覇して少し見えて来たかなという感じになりましたが、安心してしまうと負ける癖があるので、ドーハでしっかり勝って差をつけたいと思っていました。

―― 1年以上前に代表が決まりました。メリットは?

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