(エントリー25名)
※男子100kg級組み合わせ(公式サイト)
※こちらの記事を前提とした内容のため、併せて読むことで、よりお楽しみいただけます。
シード予想からの、選手配置の変更はなし。シードから漏れていた強豪は、ピーテル・パルチク(イスラエル)がプールA、ウルフアロン(パーク24)がプールCに配された。
パルチクがプールA下方、ウルフがプールC下側にそれぞれ配されたことで、この山の勝者がシード選手ではなくこの2人に変わる可能性はあるが、大枠の勝ち上がり予想に変化はない。最高到達点の高さではムザファルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)が頭一つ抜けており、事故がなければこの選手の優勝が濃厚。しかし、自爆により早期敗退することも多く、優勝候補とまでは推せない。この選手の不安定さも加味すれば、様相は混戦と言ってしまってもよいだろう。
日本代表のウルフは、相性的には戦いやすいジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)がシード選手を務めるプールCを引いた。1回戦の相手にはハイリスクな捨身技を連発するデンジャラス男アーロン・ファラ(オーストリア)が置かれており、決して楽な組み合わせではないが、この手の捨身技系はウルフにとっては戦いにくい相手ではないはず。順当ならばベスト8までは勝ち上がれるはずだ。最大の山場は準々決勝での対戦が濃厚なイリア・スラマニゼ(ジョージア)。昨年のワールドマスターズで対戦した際には、ほとんど何もできないまま、腕挫十字固「一本」で敗れている。当時と比べると大きく調子は戻しているが、厳しい戦いとなるはずだ。
有力選手の配置、勝ち上がり予想は下記。
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