26日に行われた全日本柔道選手権、6月に行われたブダペスト世界選手権100kg超級を制した影浦心(推薦・日本中央競馬会)はベスト8で敗退。優勝候補と目されていたが、昨年敗れた羽賀龍之介(推薦・旭化成)と対戦することなく大会から姿を消した。
影浦は得意の背負投で2戦を勝ち上がったものの、準々決勝で垣田恭兵(九州・旭化成)の組み手の前に力を出せず。昨年の羽賀と同じ左相四つ、そして袖を絞り、相手の良いところを消しながら担ぎ技を繰り出してくる垣田得意の戦型に具体的な打開策を見い出せず、ともに「指導2」を失ったGS延長戦に一方的に技をまとめられ、「指導3」で屈した。
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