
※座談会は5月6日・15日に開催されました
令和7年大会を振り返る

古田 それでは令和7年全日本柔道選手権大会、「振り返り座談会」を始めさせていただきます。よろしくお願いします。「予想座談会」と同じく朝飛大さんと西森大さん、そして今年も東海大学柔道部監督の上水研一朗さんに参加を頂きました。上水先生、よろしくお願いいたします。
上水 よろしくお願いいたします。
古田 今大会も東海大学OBは全日本選手権の最大勢力。優勝した香川大吾選手も東海大学出身、彼は今年から助監督の立場で学生の指導にもあたっています。上水先生からは冷静なレビューとともに、選手を良く知る立場からの深い観察が聞けるものと、今年も一同期待しております。

東海大学体育学部武道学科教授、男子柔道部監督。2008年の監督就任以来2014年まで同校を全日本学生柔道優勝大会7連覇、2016年から2022年まで6連覇と、計14度の優勝に導いている名将。斯界きっての理論派として知られる。自身も全日本柔道選手権に3度の出場を誇る。
古田 ではまず、簡単に大会の率直なインプレッションをひとこと頂き、その上で1回戦から順に全試合をレビュー頂きます。「予想座談会」では西森さんから「論点の多い全日本選手権」と指摘がありましたが、大会を終えて率直にいま、どんな感想をお持ちかお聞かせください。まず上水先生からお願いいたします。
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