
著者紹介:Aya
Xの人気アカウント「2026judo」を運営する、柔道ファン界隈きっての「見上手」。SNS投稿の紹介はもちろん、試合情報に関しても的確なピックアップとわかりやすい紹介が好評、ファンのみならず選手間でもよく知られる。代表選手の中には「これさえ見ていればツアーの流れがわかる」と、このアカウントをウォッチするためにXを始めた方もいるほど。
※「ケアシステム」=皆さんご存じの、審判用の試合動画録画・再生システム。技の効果や反則判定のチェックなどに使用されます。正式名称“CARE(Computer Aided Replay)システム”
ジョナサンvsレジェンド
グランドスラム東京出場後、講道館で行われた国際合宿に参加したアメリカ代表のヤン3兄弟(ジョシュア・ヤン/ジェイコブ・ヤン/ジョナサン・ヤン)。末っ子のジョナサンがレジェンドに挑む様子が、YouTubeに投稿されました。
ジョナサンは言わずと知れた2024年カデ60kg級王者。決勝で日本の山本風来選手(東海大1年)を破り、周囲を「あっ!」と言わせた少年です。2025年は兄とともにワールドツアーに出まくっていました。
普段はそんなに口数が多くなく、おとなしい印象のジョナサンですが、この日は階級が上のレジェンド・大野(将平)に対し、果敢に乱取りを申し込んでいました。投げられまくっても挑んでいく姿に「やっぱり王者になる子は違うね、そうとう悔しいのかな?」と思っていたのですが、その表情はニッコニコ(笑)。
レジェンドを前にミーハーになっちゃっているのか、まだまだ可愛い少年なのでした。
ジョナサン・ヤン(アメリカ)
モサフリシヴィリの苦難
パリ五輪後、姿を見かけなくなった”ジョージア人の心を持つスペイン代表”ことトリスタニ・モサフリシヴィリ。車いす姿の動画をインスタグラムに投稿し、現在の状況についてインタビューを受けたと報告しました。
パリ五輪前、突如として存在感を放ったモサフリシヴィリ。ジョージア柔道ファンの私は、明らかなジョージア由来の名前に「この選手はいったい今までどこにいたんだ?」と不思議に感じていました。五輪では、準決勝で優勝したラシャ・ベカウリ(ジョージア)に敗れた後、3位決定戦で同じくパリ五輪前後に一世を風靡したセオドロス・ツェリディス(ギリシャ)に敗北。それでも5位入賞と大きな存在感を示しました。
インタビューでは、現在の状況について語っています。モサフリシヴィリは五輪前に負った前十字靭帯損傷を手術。その後、回復過程で受けた処置で、膝に細菌感染を起こし、一時は脚の切断を検討されるほどの深刻な状態に陥ったそうです。現在は10分立っているだけでも強い痛みが出てしまい、競技継続も危ぶまれているという状況。ドイツやイスラエルなどを回りながら、復帰の道を模索しているとのことでした。
「自分の夢は、五輪で金メダルを獲ることだけ。他の色じゃダメなんだ」。
苦境の中でも揺るがない言葉に、強く心を打たれました。
興味のある人はインタビュー動画もぜひチェックしてみてください。(外部リンク)
トリスタニ・モサフリシヴィリ(スペイン)
山下泰裕氏、ありのまま会見
スポンサーリンク