グランドスラム・トビリシ大会は5日、ジョージア・トビリシのオリンピック・スポーツパレスで最終日の男女合わせて5階級の競技が行われた。
78kg級は2021年ブダペスト世界選手権の金メダリスト、今大会第1シード配置のアナ=マリア・ヴァグナーが圧勝。準々決勝でクロエ・ブーティギエ(フランス)を48秒内股「一本」、準決勝でカレン・スティーフェンソン(オランダ)を1分42秒内股「一本」と予選ラウンドは他をまったく寄せ付けず。決勝は過去世界選手権優勝2度のマイラ・アギアール(ブラジル)と対戦、ケンカ四つの相手が腰を切ったその戻りに合わせて谷落を叩き込み「技有」確保。以後を危なげなく戦い切って優勝を決めた。進退、技ともスケール感の高さが際立った。
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