【プレビュー】永山―ヤンの決勝対決に注目、豪華66kg級は久々登場のチョパノフが好調ヴィエルに挑む/グランドスラム・ウランバートル2022第1日男子(60kg級、66kg級)

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文責:eJudo編集部/小林大悟

60kg級 永山竜樹と東京五輪銀メダリストのヤンの決勝対決に注目

(エントリー22名)

永山竜樹

世界選手権で3位3度の永山竜樹(了徳寺大職)と東京五輪銀メダリストのヤン・ユンウェイ(台湾)が参戦。このトップ選手2名に、トルニケ・チャカドア(オランダ)、アルベルト・オグゾフ(IJF・ロシア)らワールドツアーの上位常連組、エンフタイワン・スミヤバザル(モンゴル)、マタン・ココラエフ(イスラエル)ら東京五輪前後に台頭した新興勢力が挑むというのが、トーナメントの大枠の構図だ。

優勝候補は永山。地力と身体能力で頭ひとつ抜けている。ただし永山は昨年秋に左ハムストリングス肉離れを受傷して以降、パフォーマンスが低下中。今年2月のグランドスラム・パリでは優勝を飾っているものの前述の怪我が再発してしまい、その影響もあってか4月の選抜体重別選手権では青木大(パーク24)に隅返「技有」を奪われ敗れている。それから約3ヶ月、調子をどこまで戻せているのかに注目したい。組み合わせでは準々決勝でオグゾフ、準決勝でチャカドア、決勝でヤンと対戦予定。いずれも世界大会でも上位を狙うレベルにある実力者だ。軽量級はコンディションに左右される割合が大きく、選抜までの流れからは多少心配なところではあるが、実力ナンバーワンであることは疑いなし。ここはまず確実に結果を残し、強化陣に永山強しとアピールしたい。

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