
著者紹介:Aya
Xの人気アカウント「2026judo」を運営する、柔道ファン界隈きっての「見上手」。SNS投稿の紹介はもちろん、試合情報に関しても的確なピックアップとわかりやすい紹介が好評、ファンのみならず選手間でもよく知られる。代表選手の中には「これさえ見ていればツアーの流れがわかる」と、このアカウントをウォッチするためにXを始めた方もいるほど。
※「ケアシステム」=皆さんご存じの、審判用の試合動画録画・再生システム。技の効果や反則判定のチェックなどに使用されます。正式名称“CARE(Computer Aided Replay)システム”
【鬼の大陸選手権week】ヨーロッパ選手権編
4月3週目はヨーロッパ選手権、アジア選手権、パンナム選手権、オセアニア選手権が各地域で行われ、その中で日本では皇后杯開催という…まさに鬼のような柔道ウィークエンドでした。みなさんはどれだけ観戦できましたか?
私の住む東北地方は桜も満開になり、ゆったりとした時間が流れていたのですが(熊も出てきたけど…)、見る試合が盛りだくさんで目が回りそうな忙しさでした。そんな中で観戦して気になったことをご紹介します。
まずはヨーロッパ選手権!
今大会は強豪ひしめき合う中、開催地のジョージア勢が連日大戦果。初日は現役世界王者のエテリ・リパルテリアニ(ジョージア)と、34歳のレジェンド、ラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)が、2日目はジョージアの階級である90kg級でルカ・マイスラゼ(ジョージア)が、3日目は大トリ100kg超級でグラム・ツシシヴィリ(ジョージア)が優勝しました。ジョージアの超強豪たちは、直前のグランドスラム・トビリシの出場を軒並み回避し、今大会に絞っていたのが功を奏したのでしょうか。
ジョージアの大観衆による応援も物凄い熱気。会場アナウンサーがひたすらコール&レスポンスで煽る中、子供から大人までこぶしを振り上げ、ジャンプして狂喜し、声の限りに叫び、十字を切って祈り、会場全体がジョージア応援団のような大会でした。
個人的にはグリガラ(タト・グリガラシヴィリ:ジョージア)とアルブゾフ(ティムル・アルブゾフ:ロシア)による81kg級決勝に言及しないことには終われません。去年の同大会と同じカードに「大熱戦再び!」と期待していたのですが、予想を覆す圧勝ぶりでアルブゾフが優勝。81kg級の勢力図が大きく変わった瞬間を目の当たりにし、かなり震えました。
81kg級の勢力図はアルブゾフの一歩リードとも思えますが、日本には半年前のグランドスラム東京2025で、彼に裏投「一本」で勝利した北條嘉人選手(パーク24)がいます。また頑張ってもらうしかないですね。
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エテリ・リパルテリアニ(ジョージア)
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