【ニュース】香川大吾がシニア初タイトル、90kg級は前田宗哉、100kg級は新卒・畠山竜弥が制す/第52回全日本実業柔道個人選手権大会第1日男子(90kg級、100kg級、100kg超級、22歳未満)

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取材・文:古田英毅
写真:坂口美貴・古田英毅

香川大吾は全試合を一本勝ち。写真は2回戦、川井康平から足車「一本」

第52回全日本実業柔道個人選手権大会は27日、ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)で開幕。初日の男子は90kg級、100kg級、100kg超級と22歳未満の4階級の競技が行われた。

100kg超級は香川大吾(ALSOK)が優勝。決勝は東部直希(日本中央競馬会)の釣込腰を潰して寝技に持ち込み、GS延長戦2分10秒崩袈裟固「一本」で勝利した。意外にもシニアカテゴリのタイトルはこれが初めて。試合後は「上に割って入るだけの力はあると自信を持っているが、いつも勝負どころで負けてしまう。詰めの甘さを払拭するには狙ってタイトルを獲る経験が必要と思った」とコメント。来る講道館杯にも「結果を残すことしか考えていない」と強い意欲を見せていた。

決勝、前田宗哉が谷井大輝から隅返「技有」
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