【レポート】釘丸将太、全試合一本勝ちでキャリア初のタイトル獲得/第52回全日本実業柔道個人選手権大会・男子81kg級

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日時:2022(R2)年8月27日~28日 会場:ベイコム総合体育館(尼崎市)
取材・文:古田英毅
写真:坂口美貴・古田英毅

【準決勝まで】

75名がエントリーした巨大トーナメント。激戦を縫って釘丸将太(パーク24)と平林直矢(東芝)の2人が決勝に勝ち上がった。

釘丸将太、他を寄せ付けず決勝へ

4回戦、釘丸将太が藤岡将吾から大外落「技有」

既に講道館杯の出場権を持つ釘丸だが、今大会はノーシード配置からのスタート。そしてこの日は圧倒的な勝ち上がりを見せた。初戦(2回戦)は池田直樹(総和柔道クラブ)から1分1秒大外刈「一本」、3回戦は佐藤陽介(シダックス柔道倶楽部)から僅か40秒肩車と横四方固の合技「一本」、シード選手との対戦となった4回戦は前回大会3位の藤岡将吾(センコー)から14秒片襟の左大外落「技有」に1分40秒同じく片襟の左大外刈「一本」と連取する快勝。

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