日時:2022(R4)年12月21日
会場:パイス・アリーナ・エルサレム
(戦評:古田英毅)
男子81kg級
藤原崇太郎(旭化成) 7位
【1回戦】藤原崇太郎〇反則[指導3](3:56)△ヌグザリ・タタラシヴィリ(UAE)
ともに左組みの相四つ。藤原は引き手で襟を掴む一手目を起点に打点の高い左一本背負投で攻め、相手が隙を見せると釣り手の片襟把持を橋頭保に引き手で袖、釣り手で奥襟とすぐさま組み手のレベルを上げに掛かる。片襟の左大内刈に左払腰、相手を場外際に追い詰めておいて戻りに合わせる支釣込足と見せた41秒、タタラシヴィリに消極的試合姿勢の「指導」。藤原ペースを落とさず一本背負投崩れの左小内刈、片襟の小内刈と攻めると2分過ぎからタタラシヴィリは疲労、「待て」が掛かっても容易に立てない。藤原が組み手の形を渡り歩いてタタラシヴィリに付き合う形となった1シークエンスを経て、2分54秒には双方に消極的試合姿勢の「指導」。藤原は引き手による襟の把持を一手目に、左一本背負投、左大内刈、片襟の左小内刈、右への肩車とそれぞれ単発ながら図太く技を入れ続ける。両足の巴投で大きく崩した直後の3分56秒、タタラシヴィリに3つ目の「指導」が宣されて試合が終った。
【2回戦】藤原崇太郎〇一本背負投(3:03)△イフタチ・バダシュ(イスラエル)
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