男子に引き続き、ワールドマスターズ・ハンガリーの女子日本代表採点をお届けする。採点に際してもっとも重視したのは常の通り、「己の持てる力を十分発揮したかどうか」
文責:eJudo編集部
48kg級 古賀若菜(山梨学院大学4年) 6.0点
成績:優勝
5月のドーハ世界選手権で見せた強さを、改めて示した。角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、シリーヌ・ブクリ(フランス)に次ぐ階級3番手という立場を確かなものにした大会と総括してよいだろう。今回も組み手技術、組み手と投げの連動、技種選択の確かさなど、技術の精度、柔道の完成度の高さが印象的だった。昨年から取り組んできた左背負投の強化も、取れる武器として一段位相が上がった印象。2回戦と決勝ではこの技でしっかりポイントを獲得した。超強豪との対戦がなかったことから採点は控えめとしたが、試合内容は6.5点相当だった。
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