ランキング36位以上の選手がエントリーを許される今期のIJFワールドツアー最終戦、ワールドマスターズ・エルサレムは22日に最終日の競技が行われ、男子の日本勢は100kg級の斉藤立(国士館高3年)と90kg級の村尾三四郎(東海大4年)が優勝した。
負傷でグランドスラム東京(3日~4日)を欠場していた斉藤の動きはこの日も決して良からず。しかし手堅くヴラダト・シミオネスク(ルーマニア)とラファエル・シウバ(ブラジル)を「指導3」で下すと、準々決勝はオドフー・ツェツェンツェンゲル(モンゴル)を1分46秒横四方固「一本」に仕留めてベスト4入り。ここからはタシケント世界選手権で勝利している2人と連戦。準決勝はユール・スパイカース(オランダ)を開始10秒、組みつきながらの左大外刈「一本」で叩きつけてクリア。決勝はテムル・ラヒモフ(タジキスタン)から「指導」2つを一方的に奪うと、相手が本戦終了間際に仕掛けた大外巻込の掛け潰れを見逃さず崩上四方固「一本」に仕留めた。
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